2017年11月4日(土) 14:00-16:30 開場13:30
主催:一般社団法人平野区歯科医師会
会場:平野区民センター 大阪市平野区長吉出戸5-3-58 電話 06-6790-1200
地下鉄谷町線「出戸駅」④番出口東200m
入場無料
演題❶:噛む
講師:
河原英雄先生
かわはら・ひでお
医学博士
奥羽大学歯学部客員教授
九州大学歯学部臨床教授
日本審美歯科学会会長
日本顎咬合学会会長などを歴任
超高齢社会の日本です。高齢者の生きる喜びを支えるのは「食べること」「語らうこと」以外にないといっても過言ではありません私たち歯科医療従事者は一人でも多くの患者さんに「健康で」「若々しく」「美しく」「心豊かに」「生き甲斐ある」高齢者の暮らしを支える医療の実現に努力している。
噛むことは生きるための栄養の入り口です。
噛むことは運動能力を活発にします。
噛むことは若返りをもたらします。
日常診療から得た実例をあげご説明させていただきます。
講師紹介:
1941年福岡県に生まれる。
1967年九州歯科大学を卒業。
翌年、福岡市にて河原英雄歯科医院を開業。
2002年大分県佐伯市にて歯科河原英雄医院(完全保険医)を開業。
●奥羽大学歯学部客員教授
●九州大学歯学部臨床教授
●日本審美歯科学会会長
●日本顎咬合学会会長などを歴任。
■著書
『保険総義歯のススメ』
『デンタルイマジネーション』
『家庭の医学』
『歯科開業学・・・親父の小言』
(いずれもクインテッセンス出版刊)
演題❷ 年をとったら歯医者に行こう-胃ろう問題から歯の重要性を知る
講師:
竹内 孝仁先生
たけうち・たかひと
日本医科大学教授(リハビリテーション科)
国際医療福祉大学大学院教授(医療福祉研究科)
日本ケアマネジメント学会副理事長
日本自立支援介護・パワーリハ学会会長
●胃ろうをすべて口からごはんを食べられるように全国に50万人ともいわれている胃ろう高齢者たち、口から正常にのみこみができないために「流動食」となっている人たち、こうした人びとは、自宅であるいは施設で介護されて寝たきりの毎日を過ごしています。
●私は、10年ほど前から「胃ろうはずし」「流動食卒業」に取組んできました。胃ろうの手術を受けて「2年以内」の人なら100%もとのようにふつうの食事を口から食べられるようになりました。
噛む力、歯の大切さ
●胃ろうはずし、流動食卒業と実践にかかわってきてわかったことは、年をとって誤嚥をおこす真の原因は、「嚥下反射」などではなく、安全にのみこめる「食塊」がつくられるかどうかにかかっているということでした。
●「安全な食塊」は「噛む」「もぐもぐする」という、咀しゃくとよばれる機能の状態にかかっています。噛む、咀しゃくする、ことにとって欠かすことができないのが「歯」です。
●しっかり噛めるよい入れ歯を維持するよう、チェックと指導を受けましょう。
講師紹介:
昭和16年2月25日生まれ/1966年日本医科大学卒業/1991年日本医科大学教授(リハビリテー
ション科)/2004年国際医療福祉大学大学院教授(医療福祉研究科)・この間1973年より特別養護老人ホームに関わり「離床」「おむつゼロ」などを実践、1980年代後半より高齢者在宅ケア全般に関わる。日本ケアマネジメント学会副理事長、日本自立支援介護・パワーリハ学会会長
■著書「医療は生活に出会えるか」「通所ケア学」「ケアマネジメント」「介護基礎学」「ケアマネジャー・アセスメントとケアパッケージの組み方」(医歯薬出版)「ケアマネジメントの職人」「認知症のケア」「驚異のパワーリハビリテーション」「介護予防の戦略と実践」「老健・特養からの在宅復帰をすすめる本」「完全版ケアマネジメントの職人」「認定ケアマネジャーを鍛える」「認知症を治す事例集1&2」「家族で治そう認知症」「介護再生」(年友企画)田原総一朗・竹内孝仁共著「認知症は水で治る」(ポプラ社)「介護の生理学」(秀和システム)「水をたくさん飲めば、ボケは寄りつかない」(講談社)「ボケは脳の病気ではない」(マキノ出版)「新版 介護基礎学」(医歯薬出版)その他多数
国際医療福祉大学大学院教授日本自立支援介護・パワーリハ学会会長
参加者の方には、粗品を進呈!!
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(受付時間10:00~15:00)